診療室空気清浄システム


・診療室の空気清浄システムが必要な理由は?
・診療室内空気清浄システム機器について
 1) 口腔内バキューム
 2) 口腔外バキューム」(デンパックスシステム)
 3) 業務用天井埋め込み型空気清浄装置(エアロシステム35M)

診療室の空気清浄システムが必要な理由は?

歯科医院で歯を削ったときの出る,嫌な臭いを感じられた方も多いと思います。これは臭いを発生させる物質が空気中に飛散していることを意味します。

実はキーンと音のする機械で歯を削っている時には、お口の中の細菌・血液・唾液・金属粉・歯牙などの汚染粉塵が大量に発生し、まわりの空気中にかなりの速さで飛び散って、診療室の空気を汚染しています。

診療する上で清潔・消毒ということに細心の注意を払う必要がありますが、それと同様に「歯牙切削時の汚染飛沫や義歯切削時の粉塵等をいかにして、撒き散らさずに除去できるか?」という診療室の空気をきれいなままで保つということが、診療室衛生環境上とても大切です。

当院では以下のように、平成7年4月より口腔内バキューム・デンパックシステム(口腔外バキューム)・エアロシステム(業務用天井埋め込み型空気清浄装置)の3種の機器を組み合わせることによって、診療室内空気の治療時の汚染物質はもちろん、ハウスダスト・花粉・ウイルス・細菌・微粉塵等を除去して、清潔で安心できるクリーンな診療室環境作りに努めています



・診療室内空気環境清浄システム機器について
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口腔内バキューム
診療室の空気を清潔に保つために一番大切なことは、汚染物質を拡散させずに除去するということです。
しかし口腔内バキュームだけで除去できるのは、発生する粉塵・飛沫量の約30%程といわれています。
長時間にわたって診療や室内の気密性を考えると診療室の空気汚染度は、かなり高いことが想像されます。
     口腔内・外バキュームを使用中
デンパックスシステム
   (口腔外バキューム)


口腔内バキュームだけでは処理しきれず、口腔外に飛散する汚染された空気を瞬時に捕捉して、室外に除去する局所排気システムが、このデンパックスシステムです。

口腔内バキュームとデンパックスシステムを併用することによって、汚染源から拡散する前に汚染物質を除去がすることが効率良くおこなえ、診療室内の空気をより清潔に保てます。
お口の外に出た汚染粉塵を吸い込んでいます
(デンパックスパンフレットより)
当院では平成7年4月から導入しています

エアロシステム35M
 業務用天井埋め込み型
    空気清浄装置
残念ながら口腔内・外バキュームで捕捉されずに、飛散した微粒子や微生物は空気中の浮遊微粒子に付着して、かなりの時間空気中を回遊していることが考えられます。

特にウイルスはバクテリアに比べ非常に小さいので除去するのが困難ですが、ほとんどのバクテリアやウイルスは浮遊微粒子に付着しているので、これら微粒子を除去することによって大部分の細菌・ウイルス類を取り除くことができます。


4方向に吹き出し口のある天井埋め込み型
口腔内・外バキュームで取りきれなかった粉塵や、空気中の花粉はもちろん細菌やウイルスを、エアロシステム35Mが活性炭フィルターと、電気集塵方式で捕捉します。

歯科診療室の場合、口腔内・外バキュームの局所排気システムに加え、業務用天井埋め込み型空気清浄システムの併用が最も効果的で、理想的な室内空気清浄方法です。

・エアロシステム35Mの特徴
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 天井埋め込み型である
従来の壁掛け型では吸い込む口と吹き出し口が近く、周囲の近い範囲の空気を取り込むため循環効率が悪く、部屋全体をきれいにするためには時間がかかりました。

天井埋め込み型の場合には、吸い込み口と吹き出し口が離れており、また吹き出し口は4方向のため、空気循環効率が高くなります。
 空気清浄能力が業務用の毎分35立方メール
一般の据え置き型や壁掛け型では、毎分10立方メートル程度で業務用としては効果があまり期待できないのが実情です。
充実したメンテナンス
空気清浄装置は空気中のホコリや微粉塵を集めて取り除く機械であるため、その能力を100%発揮させるには、掃除機のゴミ袋を取り替えるのと同じように、定期的に集塵部分や汚れる部分を掃除したり消耗部品を交換することが大切です。

エアロシステムでは専門業者による2ヶ月に一度のメンテナンスが実施されております。
交換前(左)と新しい(右)のフィルター等 2ヶ月に一度フィルター等を交換 半年に一度の吸着力チェック
 98%以上の集塵能力
集塵効果の高い二段式電気集塵方式と高効率集塵ユニットにより、98%以上の集塵効率があります
         >>>慶応病院口腔外科での0.5μ以上の平均粉塵数除去率99.8%データはこちら
 0.01μの浮遊物質もキャッチ
エアロシステム35Mは活性炭フィルターの他に、電気集塵方式も採用しています。これは高圧電気の作用で空気中の汚染粒子に(+)の電気を集塵板に(ー)の電気を帯びさせ、磁石が鉄粉を引き寄せるように汚染物質を吸着集塵します。

この方式だとタバコのような煙はもちろん、空気中の細菌やウイルスのような微小な粒子までも捕捉します。
 (捕捉された汚染物質はそのままオゾンにより殺菌されます)

   当院では今後も安全で清潔快適な診療環境作りに努力していきます。

 
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